学級洗脳崩壊アプリ
ウザイなぁ。


ヒリヒリと痛むお腹をさすりながら歩く。


この傷も腕の傷も最近は関口ほのかにやられたものばっかりだし。


あいつには死んで償ってもらわないとね。


そう考えているうちに学校に到着。


軽い足取りで教室まで向かった。


「ねぇ、このアカウントヤバくない?」


「うわっ、こんなに愚痴ってんの……

気持ち悪っ。」


そんな女子の声で溢れ帰っている昇降口。


いつものように下駄箱にない上履きを探す。


今日はなかなか見つからない。


とうとういつもの隠し場所のゴミ箱から変更されたのかな。

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