学級洗脳崩壊アプリ
二年と書かれた下駄箱に着くと私はスクバから上履きを取り出して履いた。



新しい一週間の始まりの月曜日は上履きを隠されたり捨てられたりする心配がないから一応、安心。



他の下駄箱を見てみると何故か私以外のクラスメイトは全員既に来ていて、他のクラスだけまだ来ていない人たちがいた。



まさか、仁村たちのことで────?


私は軽い足取りで階段を駆け登った。



ガラッ。



教室のドアを開けると何やらたくさんの声が聞こえた。



「せ、先生……っ!


だ、誰かっ…………!」


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