『始まったふたり。』最後から、始まる。ー番外編ー
「ねぇ、杉山
ちょっと洗面台借りてもいい?」
「あー、うん
そこ、お風呂も一緒
トイレこっち…」
歌笑来てるんだ
先生のこと考えるの
やめよ
「ありがと
なんか着るの貸してほしい
ジャージとか」
「え、もぉ着替えるの?
もぉ出掛けない?」
「あ、そっか…
でも、スカートだから下だけ貸して…」
いいじゃん
スカートのままで
かわいいよ
「歌笑って、女の子ぽい格好するよね
なんか、思ってたのと違った」
まだ向こうにいる時
何度か会った時も
ワンピースみたいの着てた
女子と出掛けるとかなかったから
普通にときめいた
「あ、ごめん…
お姉ちゃんの服なの
私、あんまり服持ってなくて…」
「なんで謝んの?
かわいいけど…」
って、いないし…
「こっちの方が見慣れてるよね」
ジャージに着替えて歌笑が部屋に戻って来た
「そりゃあね
高校の時のジャージだから見慣れてるけど」
「だよね…懐かしい」
でもスカートの歌笑の方が
好き
学校では見れなかった
制服じゃない歌笑
まだ見慣れないけど
いつもかわいいよ