ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
中に入るとシェフのような格好をした人と、スーツを着た男の人が何人かいる。
それに、すごく広いテーブルとそばに大きなソファがあって。
そばにある別のテーブルには、たくさんの料理がずらっと並んでる。
洋食、和食、中華……なんでもある。
デザートにケーキやフルーツまで用意されてる。
「湖依は何か食べたいものある?」
「あっ、えぇっと、お弁当作ってきてるので」
「……そ。んじゃ、みんなさがっていーよ。俺は今日も昼食べる予定ないから」
「かしこまりました」
未紘くんがそう言うと、みんなこの部屋から出ていっちゃった。