キミの同担拒否
階段から落ちそうなくらい、恐怖で足が震えた。




今、リビングで、何が起こってる?

俺が知らない内に、家族はどうなっているんだ?




さすがにリビングを覗く勇気はその頃の俺にはなかった。

震える足を引っ張って、部屋に戻り、布団に潜った。


だけど、下からうっすら聞こえてくる、母さんの叫び声と父さんの怒鳴り声で怖くて全身が震えた



こんな時間まで起きてなければよかったと何回後悔したか。



2人の声が聞こえなくなったのは、体感で約1時間後だった。

けど、その後、朝日が登ってきても、俺は恐怖で寝れなかった。

ずっと身体を震わせ、布団の中で蹲っていた。



心臓を荒れさせながらリビングに行くと、いつも通りの綺麗なリビングで、お皿の欠片のひとつも見つからなかった。
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