キミの同担拒否
「じゃあここでバイバイ」

「いや、今日は蒼唯と同じ道、行く」

「?何か用事あるの?」

「あー……うん、大事な用事」


大事な用事?

別に悠李が気になってるんじゃなくてわざわざ、
“大事な”って強調するからには何かあるんだろうなって。

「あ。あの生物の分からないところいつ説明して貰えそう?今日してもらえてなかったから」

「あー、別に明日でも大丈夫だと思う」

「ほんと?じゃあ明日も勉強会しよっか」

「おう」


どんなに勉強しても成績が伸びなくて病みそうな時があったことをふと思い出した

多分今と同じくらいの勉強時間のはずなのに
なかなか頭に入ってきてくれなくて。

それで家でも学校でもずっとイライラしてたっけ

もっと勉強時間を増やせば頭に入るんだって思ってた

そしたら寝不足になって体育会の前日に倒れちゃって



やっぱりそこで支えてくれたのはあの二人

なんか、良い友達もったなぁって改めて感じた頃だった。
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