競馬場で騎手に逆プロポーズしてしまいました。
「それに、オレのライムのアカウントをハッキングしてたでしょう?詳しい友達が教えてくれましたよ」
さくらくんはジロリ、と睨みつける。その視線の鋭さに、流石に彼女も震え上がってた。
「さくらちゃんからなんの連絡も来なくなっておかしい、と思いましたよ。オレになりすましてやり取りしてたんですね?」
「わ、わたしは…」
カン!と大きな音が響いて驚くと、白髪のおじさんが怒り心頭の樣子で彼女を叱りつけた。
「奈美、わしは今まで母がいない不憫さでおまえを甘やかしてきた…だが、それは間違いだったようだ。おまえは人間性で彼女…さくらさんの足元にもおよばない。こうなれば、もう一度大学で学び直すがいい!」
「お父様…そんな!」
「連れて行け」
奈美さんはおじさんの部下に連れて行かれた。なにか喚いてたけど、結局謝罪もなく騒ぐだけ騒いで消えていった。