虜囚島
日課のメールのチェックが済んだところで、飛行機の滑空音が聞こえた。
時計を見ると、七時を指していた。

私はテレビをつけ、朝食の準備を始めた。

トースターに食パンをセットし、フライパンを振るう。
今朝の食事は、トーストとスクランブルエッグなので、作るのに時間はかからない。

できたスクランブルエッグを、フライパンごとテーブルの上に乗せ、朝食の準備は完了だ。

トースターから飛び出た、焼きたてのパンにスクランブルエッグを挟み、食べる。
素早く食べられる上に美味しいから、私はこの食べ方が好きである。

朝食が終わり、支度を済ませた後、私は、コーヒーを飲みながら、のんびりテレビのニュースを見る。
小さな島だから、勤務場所も近い。
それどころか、どこに行くのも近く感じる。

本当の電波は届かないので、島の地方局しかないが、これはこれで楽しいものだ。
今朝は、湖に住む魚のことをやっていた。

先程の母のメールではないが、本当にここは、平和な島である。

そうこうしているうちに時間になったので、私はのんびりと家を出た。
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