美しき微笑みのあの人に恋をした。
*
(あ、来た~!)
私に気付いて、KRさんは手を振ってくれた。
「お待たせ。また君の方が早かったね。」
「わ、私もついさっき来たばかりです。」
そんなの、嘘に決まってる。
もうコーヒーも三杯目だよ。
早く会いたくて、ついつい早く来てしまうんだ。
ちょっと恥ずかしかったけど、寺田さんに話を聞いた後すぐに、KRさんにメッセージを送った。
断られないかとドキドキしたけど、KRさんは簡単にOKしてくれた。
「早速だけど、話したいことって、何?」
「あの…差し出がましいとは思ったんですが、会社にウェブ小説をよく読んでる人がいるんで、その人に、投稿した作品がよく読まれる秘訣、みたいなものを訊いたんです。」
「そうなんだ。気にかけてくれてありがとう。
それで、どんなこと?」
私は寺田さんから聞いたことを話した。
ただ、作品についてのことは後回しにした。
「えーっ!?表紙なんかで変わるのかな?」
「はい、綺麗な専用のイラストの表紙があると、目に止まるらしいです。
今のはサイトから借りてるんですよね?」
「うん、表紙がないとあまりにも素っ気ないと思ってね。でも、綺麗なって…少女漫画風なのものってこと?」
「まぁ…そんな感じかもしれませんね。」
綺麗なイラストとしか聞いてなかったから、実際、私にはよくわからない。
でも、恋愛小説に合うとしたら、やっぱり少女漫画っぽい方だよね?
間違っても少年漫画じゃないでしょう。
「多分…僕には描けないなぁ。」
しんみりとした声でKRさんが呟く。
(あ、来た~!)
私に気付いて、KRさんは手を振ってくれた。
「お待たせ。また君の方が早かったね。」
「わ、私もついさっき来たばかりです。」
そんなの、嘘に決まってる。
もうコーヒーも三杯目だよ。
早く会いたくて、ついつい早く来てしまうんだ。
ちょっと恥ずかしかったけど、寺田さんに話を聞いた後すぐに、KRさんにメッセージを送った。
断られないかとドキドキしたけど、KRさんは簡単にOKしてくれた。
「早速だけど、話したいことって、何?」
「あの…差し出がましいとは思ったんですが、会社にウェブ小説をよく読んでる人がいるんで、その人に、投稿した作品がよく読まれる秘訣、みたいなものを訊いたんです。」
「そうなんだ。気にかけてくれてありがとう。
それで、どんなこと?」
私は寺田さんから聞いたことを話した。
ただ、作品についてのことは後回しにした。
「えーっ!?表紙なんかで変わるのかな?」
「はい、綺麗な専用のイラストの表紙があると、目に止まるらしいです。
今のはサイトから借りてるんですよね?」
「うん、表紙がないとあまりにも素っ気ないと思ってね。でも、綺麗なって…少女漫画風なのものってこと?」
「まぁ…そんな感じかもしれませんね。」
綺麗なイラストとしか聞いてなかったから、実際、私にはよくわからない。
でも、恋愛小説に合うとしたら、やっぱり少女漫画っぽい方だよね?
間違っても少年漫画じゃないでしょう。
「多分…僕には描けないなぁ。」
しんみりとした声でKRさんが呟く。