美しき微笑みのあの人に恋をした。
「やっぱりそうなんだね。」

「恋愛ものは特に文字数少なめ、行間は広いのが良いらしいです。」

「そうか。友達の言った通りだね。
僕は昔から本が大好きだから気にならなかったけど、最近は本を読まない人が多いっていうし…
そうだね。やっぱり文字数が多かったかもしれないね。
君も大変だったでしょう。」

「え、え、えっと…確かに最初はちょっと大変でしたけど、最近はだいぶ慣れましたよ。」



え?何?私、なんか失言した?
KRさん、私をじっと見つめてる。
なに、なに?なんか、すっごく恥ずかしいんですけど~~!



「……君って、本当に良い人だね。」

「え?」

「無理やり感想をくれなんて押し付けたのに、こんな読みにくい小説を毎日読んで感想をくれて、報酬さえ要求しない。
そんな人、滅多にいないよね。」

「え、そ、そんなこと…」

「本当に良かった。
君に声をかけて。」



きゃー!出たよ、必殺のエンジェルスマイルが。
しかも、そんなこと言われたら、私、とろけてしまいます~!
やっぱり、私はKRさんが好き!
ニートでも、なんでも構わない!
私が一生働いて食べさせてあげるよ!
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