美しき微笑みのあの人に恋をした。
「とりあえず、今から修正は大変だから、次回作からはそのようにやってみるよ。」

私のハイテンションをすっかり無視して、KRさんが冷静な声でそう言った。
なんですと!?次回作?
まだ書く気満々なんだ?
なんだったら、次は文字数少なめ、行間広めで書くから、閲覧数は上がると思い込んでる?
やっぱり、かなりの自信家だね。



でも、まぁ、さすがに一作目だけじゃ諦めないか。
でもでも、そのうち諦めるよね。
うんうん、きっとそうだ。



「あ、あと、内容は明るめで
ハッピーエンドが良いらしいです。」

「明るめでハッピーエンドか~
ってことは、恋愛でも、ラブコメの方が良いんだね。」

あ、そうか。
恋愛小説にもいろいろあるんだね。
KRさんが書いてる真面目な恋愛?もあれば、明るくて面白いタイプもあるんだね。
そういえば、私が昔借りたのは、確か可哀想なお話だったな。
女性が病気で死んでしまったような…
KRさんのお話もそんなのだったら、嫌だなぁ。
気持ちが落ち込みそう。



「……僕ね、海斗っていうんだ。」

「え?……ええっ!?」
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