デス・チケット
2人は消えるようにすーっと壁の中に入っていってしまったのだ。
「さっきの男はなに!? カズトモはどこへ連れて行かれたの!?」
コノミが悲鳴のような声を上げてその場にうずくまる。
「大丈夫だよコノミ。こ、これもきっと演出だから」
私はコノミをなだめるためにそう言ったが、今のが本当に演出だったのか自身がなかった。
あんな風に一般のお客さんを連れて行ってしまうような演出、あるだろうか?
あったとしても、一般客に紛れたスタッフにするはずだ。
「そ、そうだよな。今までがあまり怖くなかったし、これからが本番なんじゃないか?」
タイセイがかすかに震える声で同意する。
心のどこかでは違うと疑っているが、演出だと思い込まないとコノミと同じように叫んでしまいそうだった。
「それかカズトモはこのまま置いていくってことか?」
ミチオにそう聞かれて誰も返事ができなかった。
「さっきの男はなに!? カズトモはどこへ連れて行かれたの!?」
コノミが悲鳴のような声を上げてその場にうずくまる。
「大丈夫だよコノミ。こ、これもきっと演出だから」
私はコノミをなだめるためにそう言ったが、今のが本当に演出だったのか自身がなかった。
あんな風に一般のお客さんを連れて行ってしまうような演出、あるだろうか?
あったとしても、一般客に紛れたスタッフにするはずだ。
「そ、そうだよな。今までがあまり怖くなかったし、これからが本番なんじゃないか?」
タイセイがかすかに震える声で同意する。
心のどこかでは違うと疑っているが、演出だと思い込まないとコノミと同じように叫んでしまいそうだった。
「それかカズトモはこのまま置いていくってことか?」
ミチオにそう聞かれて誰も返事ができなかった。