ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「こんなもんっすか?」

「お見事です! では煮えた大豆の汁をこの袋に移します。搾り汁が豆腐になります。袋にはおからという搾りかすが残りますが、これも料理して食べられます。野菜と一緒に甘辛く煮ると、美味しいおかずになりますよ」

「おお、いいっすね!」

「熱いから気をつけて袋に移してください」

 巨大な鍋にかぶさったこし布の袋に、ガットンは大きなおたまで熱々の生呉を移していく。そして、エリナの言う通りに袋をねじって豆乳を搾り出した。

「冷めたら手で絞ってくださいね」

「もう平気っすよ!」

 湯気のたつ袋を両手で持ち、ガットンはぎゅうっと絞ったので、子猫が叫んだ。

「ええええーっ、ガットンさん、火傷しちゃう!」

「いや、平気っすよ。ゴリラの手はこれくらいの熱さはなんともないっすから」

 そう言って、袋を搾り終えたガットンは分厚い手のひらを見せた。本当になんともないので、エリナは「びっくりしたにゃん、これはゴリラ獣人の超能力だと言ってもいいにゃん」とほっと息をついた。
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