ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「だからね、お豆腐は髪やお肌にもハリやコシが出る、若返りの食材だと思うよ」

 獣人のモフモフにも最高だから、ぜひとも普及させたいと考えるエリナである。
 ルールーはそれを聞いて目を輝かせた。

「本当に? 人魚は髪の艶やかさをとても気にするのよ。そんな価値がある食べ物ならば、お豆腐を紹介したら大ヒット間違いなしだわ!」

「うにゃあっ!」

 ルールーがメモを放り出してエリナをぎゅうっと抱きしめたので、空中でそれをキャッチしたイーシーは「お嬢様、エリナ様を潰さぬようお気をつけくださいませ」と重々しく注意した。

 ちなみに、その話を書いていたうさぎのジャンは『若返りの豆腐? これはすぐに王妃陛下に報告しなければ。最重要事項だな』と長い耳をぴくぴくさせた。
 腕利きの諜報部員は、ボスがなにを望んでいるのかをよく理解しているのである。

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