ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 さて、豆腐が固まると、今度は成形である。
 隙間だらけの木の箱を見て「なんだいこりゃ?」と不思議そうな顔をするミメットに、エリナは「この隙間から、余分な水分を落とす仕組みなんですよ」と言いながら、水で洗ってよく絞った木綿の布を箱の中に敷き詰めた。

「ガットンさん、固まったお豆腐を優しくすくって、この中に入れてください。優しくですよ?」

「わかったっす!」

 ガットンは「優しく、優しくっす」と呟きながらおたまで豆腐をすくって、優しい手つきと優しいゴリラ顔で布の敷かれた木枠を満たしていった。

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