ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「到着いたしまし……たあっ?」

 王宮に着いて、馬車の扉を開けた馭者(腕利きの諜報部員である)は、乗客がいつの間にか増えていたのでびっくり仰天した。

「あの、そちらのお嬢様も、マーレン国からの?」

 コレットはぷるぷると首を振る。

「この方はスカイヴェン国の方です!」

「王宮に用事があったので、ついでに乗せてもらっちゃいました。ありがとうございます」

 王家の馬車をタクシーがわりにしたフェアリナがにこっと笑って言ったので、馭者は「どういたしまし……てじゃなくて、どちらさまでしょうか? 申し訳ないのですが、身元が不確かな方を王宮に入れるわけにはいかないのです」と、困って顔を赤くしながら、フェアリナをおろさないようにした。

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