ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「フォーチュナさん、クー・シーちゃん、ありがとうございます! こんなに大きな彗星を止めてくれていたなんて」

 ふたりの妖精が、巨大な彗星に着地して金色の光を放っていたので、ルディもその隣に降り立つ。
 
「彗星としてはそれほど大きなものではないから、お安い御用よ……なんて余裕はないのよね、正直言って」

 長い金髪の美しい妖精は、ふふふと上品に笑った。

「それほどって、こんなに大きいのに?」

「巨大彗星だと、十キロメートル以上のものもあるわよ」

「うにゃああああ!」

 エリナは驚いて鳴いた。

「エリナ、ルディ、これでもずいぶんと遅くなったんだよ。でも、こいつ、すっごく大きくて重くて大変なんだ。しかも、性格が悪いの!」

 身体から放つ光を彗星に絡ませながら、クー・シーが尻尾の毛を膨らませた。エリナは『星に性格なんてあったっけ?』と不思議に思う。
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