ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 三人はテーブルについてスプーンを構えて、仲良く「ありがたき糧を!」と声を合わせた。
 そして、ほかほかのチャーハンを口に入れる。

「こ、これは……チャーハンだけでも美味しいのに!」

 ミメットが思わず声を上げた。

「しっかりと味付けされた豚肉の旨みと、味にアクセントを加えるニラと焦げた長ネギの風味! それらがごはんに絡んでいて……それに、この香ばしさは直火で炙られたごはんの粒からくるのかい? うちのコンロの強火スイッチはエリナに封じられていたけれど、こういう使い方のために合ったんだね。最高に強い炎で炙られたパラリとしたごはんが、なんとも言えない美味しさになっているよ」

 ミメットは、エリナの指導で行った鍋さばきの成果に驚いて言った。

「そうですね、さすがはミメット姉さんです。この香ばしさは姉さんの見事な鍋さばきのたまものですよ」

 ちなみに強火スイッチが封じられていたのは、野営料理しか知らなかったミメットがなんでも強火で焼けばいいと思って、結果として丸焦げ料理を生産していたためであった。

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