ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「エリナちゃん、今夜は新しいメニューなのかい?」
隣りの雑貨屋の青年が、店から出て声をかけてきた。
「はい、美味しいですよ」
「こりゃ大変だ、早めに店じまいして並ばなくちゃね。絶対に食べに行くよ!」
「いつもありがとうございます、お待ちしていますね」
エリナは、親切なお得意さんに笑顔で答えた。
彼の店には毎晩青弓亭からいい匂いが漂ってくる。それを嗅いだだけで、定食が売り切れて食べ損ねてしまうと、なんとも切ない気持ちになってしまうのだ。
えこ贔屓はしたくないけれど、カレーの日だけには(この匂いを嗅ぐだけというのは、もはや拷問なので)そっと一食分を隣りに配達してあげるエリナであった。
そして雑貨屋は、大切な青弓亭のインテリアのために、エリナのような子猫にふさわしいインテリア雑貨やファブリックをお得なお値段で揃えてくれるので、現在の店内の雰囲気はギギリクがやっていた頃とはかなり違って、可愛い猫たちにぴったりな雰囲気になっている。
隣りの雑貨屋の青年が、店から出て声をかけてきた。
「はい、美味しいですよ」
「こりゃ大変だ、早めに店じまいして並ばなくちゃね。絶対に食べに行くよ!」
「いつもありがとうございます、お待ちしていますね」
エリナは、親切なお得意さんに笑顔で答えた。
彼の店には毎晩青弓亭からいい匂いが漂ってくる。それを嗅いだだけで、定食が売り切れて食べ損ねてしまうと、なんとも切ない気持ちになってしまうのだ。
えこ贔屓はしたくないけれど、カレーの日だけには(この匂いを嗅ぐだけというのは、もはや拷問なので)そっと一食分を隣りに配達してあげるエリナであった。
そして雑貨屋は、大切な青弓亭のインテリアのために、エリナのような子猫にふさわしいインテリア雑貨やファブリックをお得なお値段で揃えてくれるので、現在の店内の雰囲気はギギリクがやっていた頃とはかなり違って、可愛い猫たちにぴったりな雰囲気になっている。