浅葱の姫。
「沖田様、その言葉で

十分でございます。」

沖田様は行こうとしていたが

私は止めた。

だってはるえさんの

気持ちもわかるから。

そしてその夜、

私たちは2人で満月を見た。

そして私は言った。

「沖田様、これからも

友人として

仲良くしてくださると嬉しいです。」

「もちろんです。」
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