甘やかしてあげたい、傷ついたきみを。 〜真実の恋は強引で優しいハイスペックな彼との一夜の過ちからはじまった〜
15分ほどして、今度は部屋のチャイムが鳴った。
そのまま無視しようと思ったけれど、2度、3度と鳴らされ、仕方なく立ち上がって応答した。
「孝之……」
「開けてくれる? さっきの電話の様子がおかしかったから気になって」
さすがに心配して駆けつけてくれた弟を追い返すわけにもいかず、解錠した。
でも、ドアを開けると、そこにいたのは、孝之ではなかった。
島内さんだった。
「ごめん。騙しうちみたいなことをして。俺が孝之に頼んだ。俺だと言っても会ってくれないと思ったから」
「帰ってください」
急いで閉めようとしたけれど、タッチの差で彼はドアノブに手をかけ、強い力で引いた。
「頼む。話を聞かせてほしい」
「話すことなんてないです」
「いや、あるはずだ。なんで急に合宿に行けなくなったか教えてほしい。俺、なにか植田さんの気を悪くするようなことした? どう考えてもわからないんだよ」
そのまま無視しようと思ったけれど、2度、3度と鳴らされ、仕方なく立ち上がって応答した。
「孝之……」
「開けてくれる? さっきの電話の様子がおかしかったから気になって」
さすがに心配して駆けつけてくれた弟を追い返すわけにもいかず、解錠した。
でも、ドアを開けると、そこにいたのは、孝之ではなかった。
島内さんだった。
「ごめん。騙しうちみたいなことをして。俺が孝之に頼んだ。俺だと言っても会ってくれないと思ったから」
「帰ってください」
急いで閉めようとしたけれど、タッチの差で彼はドアノブに手をかけ、強い力で引いた。
「頼む。話を聞かせてほしい」
「話すことなんてないです」
「いや、あるはずだ。なんで急に合宿に行けなくなったか教えてほしい。俺、なにか植田さんの気を悪くするようなことした? どう考えてもわからないんだよ」