甘やかしてあげたい、傷ついたきみを。 〜真実の恋は強引で優しいハイスペックな彼との一夜の過ちからはじまった〜
「もう頭を上げて。それは……あのときは落ち込んだけど、もう7カ月も前のことだから」
わたしは立ちあがった。
「ごめん、もう行かなきゃ。じゃあ元気でね」
坐ったまま、わたしを見上げ、裕樹は言った。
「もうすっかり過去になったんだな、奈月にとって俺のことは」
ふっと息をつくと、彼も立ちあがり、そして笑顔になった。
それから握手をしようと手を伸ばしかけ、やめた。
「幸せそうな奈月に会えて良かった。じゃあな」
去っていく後ろ姿にわたしは思わず「裕樹っ」と声をかけた。
わたしは立ちあがった。
「ごめん、もう行かなきゃ。じゃあ元気でね」
坐ったまま、わたしを見上げ、裕樹は言った。
「もうすっかり過去になったんだな、奈月にとって俺のことは」
ふっと息をつくと、彼も立ちあがり、そして笑顔になった。
それから握手をしようと手を伸ばしかけ、やめた。
「幸せそうな奈月に会えて良かった。じゃあな」
去っていく後ろ姿にわたしは思わず「裕樹っ」と声をかけた。