黒曜の戦場
37.認める?
「38.1℃……やだ琥珀、風邪かしらねぇ」
「喉がすごく乾くよママン」
皆様どうも、ベッドのなかからこんにちはです、琥珀です。
起きたらとっても喉が乾いていて、イガイガしていて、熱がありました。
食欲もちょっとしかなくて、琥珀は弱っちくなっていました。ぐすん。
あーあ、琥珀もついに黒曜のぶっ倒れメンバー入りかぁ。
琥珀はみっちょんの顔を想像した。
ごめんねみっちょん、ため息つかないでぇぇ……。
想像の中ですらみっちょんにため息をつかれてしまう琥珀ちゃん。
また心配かけちゃうかな。
「ところで琥珀、お友達が迎えに来ていたみたいなんだけど」
「え」
…………誰……!?
みっちょん!?
……いやでもみっちょん来たならそう言うような……?
「琥珀と少しお話したいみたいだったから連れてきちゃった」
「やぁおはよう琥珀ちゃん。体大丈夫?」
「……………………!?」
そこで登場したのは咲くん、紛れもない咲くんであった!!!
さ、さ、さ……咲くんが琥珀の部屋に……!!?
まって今めちゃくちゃ寝起き姿なんだけど!!!