黒曜の戦場

37.認める?



「38.1℃……やだ琥珀、風邪かしらねぇ」

「喉がすごく乾くよママン」



皆様どうも、ベッドのなかからこんにちはです、琥珀です。

起きたらとっても喉が乾いていて、イガイガしていて、熱がありました。

食欲もちょっとしかなくて、琥珀は弱っちくなっていました。ぐすん。



あーあ、琥珀もついに黒曜のぶっ倒れメンバー入りかぁ。

琥珀はみっちょんの顔を想像した。

ごめんねみっちょん、ため息つかないでぇぇ……。

想像の中ですらみっちょんにため息をつかれてしまう琥珀ちゃん。

また心配かけちゃうかな。



「ところで琥珀、お友達が迎えに来ていたみたいなんだけど」

「え」



…………誰……!?

みっちょん!?

……いやでもみっちょん来たならそう言うような……?



「琥珀と少しお話したいみたいだったから連れてきちゃった」

「やぁおはよう琥珀ちゃん。体大丈夫?」

「……………………!?」



そこで登場したのは咲くん、紛れもない咲くんであった!!!

さ、さ、さ……咲くんが琥珀の部屋に……!!?

まって今めちゃくちゃ寝起き姿なんだけど!!!

< 456 / 505 >

この作品をシェア

pagetop