吸血鬼との世界
~美鈴side~

20時。
そろそろ零夜が帰ってくる頃かな。

まず、お風呂沸かしとこうかな。
帰ってきたらすぐ入れるように。

<~♪~♪~>

あ、電話だ。
ん?零夜から??

「はい、もしもし?零夜?」

『あはっ!本当に出たっ!こんばんは~!みみかです』

「みみかさん、どうして零夜のスマホを?」

『今ね、零夜と一緒にいるの。一緒にいると言っても零夜は動ける状態じゃないけどね!』

「何が望みですか?」

『理解が早くて助かるわ。今学園の前に一台の黒い車が止まってるの、それに乗りなさい。あなた一人で』

「それに乗れば零夜のところに連れてってくれるんですね」

『えぇ、あなたが乗ったらこちらに来るよう伝えてあるから』

「わかりました。一人で向かいます」

『えぇ、待ってるわね』

一応、念のために。

美鈴は優花の部屋に紙を滑り込ませた。

気づいて、そして、お義父さんたちに伝えてね、優花ちゃん。


美鈴は校門前の車に乗り込んだ。
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