君ともう一度、恋がしたい。


ーーー、、、


「んー、、、夢か」


懐かしい夢


そう私の恋愛は中学のあの日


雄星と別れた日で止まってる



何度も何度も
言おうとした


だけど言えないまま時は流れていった




新しい恋をしなきゃと焦った時期もあったけど
結局、恋愛には発展しなかった



そんな中来た

昨日の中学同窓会のお知らせ


雄星と別れた日の事を夢に見ても
おかしくはない


あの日は
ただただ泣く事しか出来なかった


受験後も好きなのは変わらなくて


何度も声掛けようとしたけど
結局何も出来ず

雄星を眺めるだけになってたっけな



時々目が合った時は

恥ずかしくて
どうして良いかわかんなくてアタフタしてたな(笑)



ピピピッピピピッ


「わ、もうこんな時間!早く準備しないと!」



慌ててベッドから降りて


身支度をしながらパンをかじる



んー。こんな姿は誰にも見せらんないな(笑)



メイクもパパッと済ませて

着替える



あーヤバいな時間



慌てて家を出る







ーーー、、、、



「セーフ!!」


「空!何々寝坊ー?」


と、声を掛けて来たのは同期の


浜口 美咲(はまぐち みさき)


「なんかねぇ、ボーっとしてたらさ
ヤバい時間になってた(笑)」


「何それ(笑)」


さぁて今日も今日とて仕事仕事!



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