交際0日、冷徹御曹司に娶られて溺愛懐妊しました
「茉莉花、ポテトできたけどあとにする?」
和美に声をかけられ、浅い眠りから目覚める。ゆっくり起き上がり、ダイニングへ向かった。
テーブルには大皿に山盛りのフライドポテト。ケチャップとマヨネーズも添えられている。油の匂いに気持ち悪くなるどころか、空腹を覚えた。
「これは?」
「スムージーを作ってみたの。妊婦さんにお薦めの小松菜が入ってるから飲んでみて」
「そうなんだ。ありがとう」
グラスを手に取り、早速口をつける。
「……バナナも入ってる?」
甘味がほどよい。
「そうそう。あとは牛乳ね。葉酸とカルシウムがいっぺんに摂れるでしょ」
「飲みやすいね」
一気に半分ほど飲み、ポテトに手を伸ばす。ケチャップとマヨネーズをつけて口に運んだ。