俺様外科医は初恋妻に一途な愛を貫く~ドSな旦那様の甘やかし政略結婚~
すでに列席者の中の十二人にバラの花が配られていて、それを光一さんが受け取りながら入場する流れだと聞いている。私も一本、手に持っていた。

十二本のバラにはそれぞれ、〝愛情〟〝真実〟〝感謝〟〝情熱〟〝信頼〟〝希望〟〝誠実〟〝努力〟〝尊敬〟〝幸福〟〝栄光〟〝永遠〟の意味が込められている。

タキシード姿の光一さんが入場し、バラを集めながら祭壇前に進んだ。

少し緊張している様子にほんわかした気持ちになる。

続いてウエディングドレス姿の美桜さんが入場した。きれいすぎて神々しさを感じるほどだった。

光一さんが美桜さんに、ブーケと共にプロポーズの言葉を贈る。

ブーケを受け取った美桜さんは、一番好きな意味を持つバラを一本選び、光一さんにブートニアをした。

美桜さんが選んだバラは〝尊敬〟だった。

誓いの言葉、指輪の交換、誓いのキス、結婚証明書の署名、成婚宣言――祝福の曲が流れ、つつがなく挙式が執り行われた。

そのあとはガーデンでフラワーシャワーをし、結婚披露宴のためにバンケットへ向かう。そちらもふたりらしい雰囲気で、とても感動的だった。

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