俺様外科医は初恋妻に一途な愛を貫く~ドSな旦那様の甘やかし政略結婚~
日付が変わり、私はリビングの電気を消して寝室に向かった。
音を立てないように、静かにドアを開ける。
キングサイズのベッドの上の人影は、ピクリとも動かない。隆成さんはぐっすり眠っているようだ。
安堵して、彼の隣に横たわる。
「きゃっ」
いきなり背後からがしっと肩を掴まれた。
振り返ると、至近距離に不機嫌そうな彼の端整な顔がある。
「遅い。寝落ちしそうだっただろ」
「寝ててくれてよかったんですけどっ」
とっさに暴れるも、後ろからおなかのあたりに腕を回され、軽々と封じ込められてしまった。
「つれないな」
「私、まだ恨んでるんですよっ」
密着している状況にうろたえながらも声を張り上げる。
「なにを?」
「キスされたことです!」
口にするのもおぞましい過去を、勇気を出して訴えた。
あれはまだ私が中学生の頃、仲のよい家族数組が集まって、相馬邸で食事会をしていた夜だ。
人目を憚りながら部屋を出て行った光一さんに違和感を覚えた私は、こっそりとあとをつけた。
音を立てないように、静かにドアを開ける。
キングサイズのベッドの上の人影は、ピクリとも動かない。隆成さんはぐっすり眠っているようだ。
安堵して、彼の隣に横たわる。
「きゃっ」
いきなり背後からがしっと肩を掴まれた。
振り返ると、至近距離に不機嫌そうな彼の端整な顔がある。
「遅い。寝落ちしそうだっただろ」
「寝ててくれてよかったんですけどっ」
とっさに暴れるも、後ろからおなかのあたりに腕を回され、軽々と封じ込められてしまった。
「つれないな」
「私、まだ恨んでるんですよっ」
密着している状況にうろたえながらも声を張り上げる。
「なにを?」
「キスされたことです!」
口にするのもおぞましい過去を、勇気を出して訴えた。
あれはまだ私が中学生の頃、仲のよい家族数組が集まって、相馬邸で食事会をしていた夜だ。
人目を憚りながら部屋を出て行った光一さんに違和感を覚えた私は、こっそりとあとをつけた。