Again〜今夜、暗闇の底からお前を攫う〜
「頭の良い学校は、頭の良い人達が集まるから知識を沢山吸収できるんじゃないかなって思って」
「しっかりしてるなぁ」
「もっとしっかりしたい。
お兄の事守れるように」
奈都にとっては兄の存在が凄く大きいのだろう。
同時に失った時の喪失感も凄いだろうなとマイナスな事を考えて、すぐに消した。
「じゃあ、頑張ろう」
「頑張ります!よろしくお願いします!先生!」
「先生はやめて」
「ごめんなさい、綺月ちゃん」
私はさっそく勉強に取り掛かろうと、カバンから大量の問題集や冊子やノートを取りだして机に次々と置く。
「えっ、そのカバンから何冊出てくるの?」
「これで最後!」
私たちの視界を遮るほどに積まれた冊子の量に奈都は目を丸くして驚く。
「これ、私が中3の時にやった問題集と当時のノートと、塾で出されたテスト用紙やら要点がまとめられたプリント」
「こ、こんなに?」
「これ全部に目を通せなんて言わないわよ。
実際過去問から見て全く問題に出されていないのもあるし、過去問の流れから見て山は張れるからね」
早口で捲し立てる私を見て奈都は唖然とする。
「しっかりしてるなぁ」
「もっとしっかりしたい。
お兄の事守れるように」
奈都にとっては兄の存在が凄く大きいのだろう。
同時に失った時の喪失感も凄いだろうなとマイナスな事を考えて、すぐに消した。
「じゃあ、頑張ろう」
「頑張ります!よろしくお願いします!先生!」
「先生はやめて」
「ごめんなさい、綺月ちゃん」
私はさっそく勉強に取り掛かろうと、カバンから大量の問題集や冊子やノートを取りだして机に次々と置く。
「えっ、そのカバンから何冊出てくるの?」
「これで最後!」
私たちの視界を遮るほどに積まれた冊子の量に奈都は目を丸くして驚く。
「これ、私が中3の時にやった問題集と当時のノートと、塾で出されたテスト用紙やら要点がまとめられたプリント」
「こ、こんなに?」
「これ全部に目を通せなんて言わないわよ。
実際過去問から見て全く問題に出されていないのもあるし、過去問の流れから見て山は張れるからね」
早口で捲し立てる私を見て奈都は唖然とする。