Again〜今夜、暗闇の底からお前を攫う〜
「まぁでもこれ全部に目を通す勢いでやらないとね」

「うん、頑張る」

「じゃあ、まず最初にどの教科が出来てどの教科が理解してないのか、ちゃんと基礎が頭に入っててるのか、それをどこまで応用できるのかのテストをするから」

「テスト!?
綺月ちゃんが作ったの?」

「まぁね、はい教科書しまってー」


この日までになんとか作りあげたテストを奈都に渡す。

おかげでちょっと寝不足だし、自分の勉強半分しか手つけられなかった。

だけど、どうしても受からせてあげたかった。

奈都が問題を解いている間、必死で過去問を漁り問題の流れやここ何年も問題として出されてないものは排除していく。

奈都が問題を解き終わると、すぐさまその答え合わせをしていく。

奈都は文系は得意だが理系が苦手だということが分かった。

特に数学はボロボロだった。

かと言って理系に集中させても今度は文系が心配になる。

時間配分も鍵になるし、なにより私の教え方でちゃんと理解してくれるのか不安でもあった。
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