超絶イケメンな幼なじみに、めちゃくちゃ愛されちゃってます♡
Chapter4♡

乃愛の好きなところ。 Side王河

 

 軽井沢には、瑠河と琉聖さんがそれぞれ車を出して行くことになった。

 運転手さんに頼んでもよかったけど、2人が車を出した方が車内が面白そうという理由でそうなった。

 まずは瑠河の車に乗った俺たちが、乃愛の家に行って合流することになった。

 すぐに乃愛の家に着く。

 俺はすかさずおりて、乃愛を迎えに行った。 

 それはもちろん、乃愛をこっちの車に乗せるため。

 それなのに、乃愛を溺愛している琉聖さんが、もう助手席に乃愛を乗せていて、乃愛の腕をつかんで手放そうとしなかった。

 俺と車に乗っている琉聖さんとの間にバチバチと火花が散ったけど、そこに瑠河が「まぁまぁ」と割って入った。

 その瑠河の提案で、最初は2人ずつに分かれていた方が他の子たちも乗りやすいだろうということで、元の通り俺と瑠河、琉聖さんと乃愛に決まった。 
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