LEVEL







「俺は杉浦のもんだし」





いつの間にかアタシの肩には岡田くんの手があって

岡田くんの方に引かれた。






「杉浦は俺のもんだから」







頭上から降る低い声。

全身からする岡田くんの匂い。




『俺は杉浦のもんだし

杉浦は俺のもんだから』

そんな凄い言葉に頭がクラクラしてきた。











「杉浦に何かしたら許さねぇ」





ぎゅゅぅぅ
っと片手で抱き締められているアタシは頑張って顔を上げると、


そこにはさっきみたいな“怖い岡田くん”がいた。



怖いのに『好き!!』の意味でドキッとした。






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