溺れる遺伝子
「ヒナ…いいよぉ、いいよぉ…」


予感的中、ツバサはあれから避妊してくれる気配もなかった。
毎回どろどろにさせられる。

そのうち、行為自体が恥ずかしいとも思えなくなってきた。


…ただ、
自分は男の病を一時的におさめるロボットのようなものなんだと思うようになり…


ツバサの見えぬところで、売春が癖になっていった。


売春のセックスは痛いことをしなくていい。
ただ相手が果てるまで待てばいい。

感じているフリをして、金をしぼりとる。
…私は女優。
一夜の夢を見させる女優…。
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