幸せのかたち
隠し事と嘘
めぐとめぐのお母さんが
迎えてくれた。
リビングに案内され、
ソファに座る。
「彼女さんは飲み物何が良い?」
「あたしは紅茶でいいよ。
真生は苦手だったよね?
緑茶で良い?」
「あぁ。」
「じゃあ、紅茶と緑茶で。」
「はいはぁい。」
まだ、茉美とめぐには
紅茶系が苦手な理由を
話していない。
話しそびれているだけだが。
しかもめぐには
嘘もついているから心苦しい。
< 121 / 147 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop