政略夫婦は念願の初夜に愛を確かめる〜極上御曹司の秘めた独占欲〜


『引っ越しのご挨拶に伺いました』

「あ、はい。今出ます」


 エプロンを外し、そそくさと玄関に出る。

 ドアを開くとモニター越しに見ていたふたりが揃って頭を下げた。


「すみません、お待たせしました」

「いえ。すみません、お忙しい時間に押しかけまして。となりに越してきました、三栗谷(みくりや)です。妻の早苗(さなえ)です」


 男性が挨拶をし、奥様が紙袋に入った引っ越しの挨拶を私に差し出す。


「すみません、ご丁寧に。連城と申します」


 挨拶をしながら、やはり私たちと同じ年代の夫婦だと思っていた。

 第一印象、美男美女のカップルという印象を受けた。

 ご主人はすらりとしていて清潔感のある爽やかなタイプ。話し方も丁寧で物腰も柔らかそう。

 そして奥様は、綺麗系の美人な方だ。胸下までの髪は緩やかにウェーブしていて、体にフィットするワンピースからわかる体の曲線はとてもセクシーだ。色っぽい。

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