政略夫婦は念願の初夜に愛を確かめる〜極上御曹司の秘めた独占欲〜


「拓人さんっ」


 驚いた声を出した私を気にもせず、拓人さんはその下に身につけているスリップに手をかける。


「あの、もしかして一緒にシャワーを?」

「恥ずかしいか?」

「それは……やっぱり、はい……」


 拓人さんは口角を少し上げ、ネクタイを解きベストを脱いでいく。

 それがどこか意地悪な表情をしていてどきりとした。


「茉莉花の綺麗な体はもう知ってる」

「っ……!?」


 濡れたスリップが肩から落とされる。

 そう言われても恥ずかしさから両手で胸元を隠す。しかし、下着姿は両手くらいでは隠しきれない。

 拓人さんは自分のシャツとアンダーシャツを脱ぎ捨て私を抱き寄せた。


「体が冷たい」


 熱いシャワーが背中からかかり、びくりと肩が揺れる。

 拓人さんの言う通り体が冷えているからお湯が熱く感じるようだ。

 背中にシャワーの刺激を受けながら、拓人さんの指先がブラのホックを外す。

 ショーツのウエストに親指がかけられ、反射的に顔を上げると唇が塞がれた。

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