東方魔戒伝
第2話「始まり-牙狼-」
???「我が名は牙狼、黄金騎士だ!」
-突如現れた男は黄金騎士牙狼と名乗り、魔物たちを次々と切り伏せる-
霊夢「牙狼……早苗から聞いたことがあるわ……太古の昔より人々を食らう魔獣ホラーを討滅するために生み出された鎧を纏う騎士……魔戒騎士……その中で最上級の名……」
魔理沙「けど、どうしてそんなヤツらが幻想郷に?」
霊夢「詳しい話は彼から聞きましょう」
-2人が話している間に、黄金騎士はホラーを殲滅していた-
???「ふぅ……まさかこの世界にまでホラーが出現するとは……予想外だ……」
-男は鎧を脱着し去ろうとする-
霊夢「待ちなさい、あなたは一体何者なの?どうやってここ(幻想郷)に来たの?」
???「あ〜……説明がまだでしたね、俺は桜乃ペイン、さっきも名乗ったとおり、黄金騎士です。この世界には転送魔術を使って来ました」
魔理沙「転送魔術って……かなり高度な魔法じゃねぇか!」
ペイン「確かに、高度ではありますね、しかし、俺には他愛のない事です」
霊夢「ペイン、だったかしら?さっきのあれはホラーで間違いないわよね?どうしてここにホラーが現れたのかしら?」
ペイン「恐らく、この世界に住まう人達の因果が呼び寄せたのでしょう……奴らは人の因果を喰らうために現れる……」
魔理沙「人の……因果……」
霊夢「はぁ……納得したわ……確かに、ここには因果を持ってる人が沢山いるわね……」
ペイン「とりあえず、暫くはここに居させてもらいます」
紫「あら、それは色々と面白そうね」
霊夢「紫……」
紫「あなたには色々と聞きたい事があるのよね、貴方からは普通の人間とは違うものを感じるわ」
ペイン「鋭いですね紫さん、確かに、俺は普通の人間ではありません」
魔理沙「どういう事だ?普通の人間じゃないって……」
ペイン「俺は不老不死です、数千年は生きてます」
霊夢「不老不死……!?」
紫「普通の人間ではないとは思っていたけど、不老不死ね……」
ペイン「俺はいくつもの世界を渡り、何度も救ってきました、そして今回は、この世界を守りに来ました」
魔理沙「ちょっと待ってくれ、世界を救ってきたって……一人でか?」
ペイン「1人ではありません、仲間がいます、今は別行動中ですが……まぁ、その内来ると思いますよ」
霊夢「あなたも大変ね……色んな世界を渡るって……」
紫「世界を回るのって、案外簡単よ?」
魔理沙「そりゃお前からしたら簡単だろ💦」
ペイン「まぁ、ひとまず、暫くここにいるからには、まずは寝床を探さないといけないので、失礼します」
-男が去ろうとする時、魔理沙が呼び止める-
魔理沙「だったらさ、私の家に来るか?」
霊夢「魔理沙、あなた本気?」
紫「あら、私が引き受けようと思ったのだけど、その必要は無さそうね」
ペイン「いいんですか?」
魔理沙「あぁ、いいぜ!」
霊夢「はぁ……まぁいいわ……とりあえず、ペインの世話は魔理沙に任せるわ」
ペイン「魔理沙さん、これから色々とよろしくお願いします🙏」
魔理沙「おう!任せとけ!」
-かくして、ペインは魔理沙の自宅に居候することとなるのであった……-
第2話「始まり-牙狼-」
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