国際弁護士はママとベビーに最愛を誓う~婚姻解消するはずが、旦那様の独占欲で囲われました~
初めての手応えに前のめりになる気持ちが止まらない。このまま押す。今夜、絶対に俺のものにする。
「この後空いてる?」
俺の誘いに彼女はわかりやすく言葉を詰まらせた。
「……空いてるって答えたら、どこへ連れて行くの?」
彼女は困ったふりをしながら俺を弄んでいるだけだ。上等だと思った。今夜は玲菜のためだけに、惜しむことなく甘い夜にしてみせる。俺を騙して一年も無駄にしたことを後悔すればいい。
どうしてこんなに玲菜に執着するのか自分でもわからなかった。手離すとまたどこかへ消えてしまいそうで、俺は再び彼女を想って何年も追いかける気がする。それならいっそ、なにも考えず二度と手離さないと決めようと思った。
玲菜を抱き、体に一年分の不満や欲望を刻み付ける。
「あっ、や、だめ……」
「ダメって顔じゃないだろ」
「待って、ああ……」
俺を好きだとは決して言わないくせに、抱かれるときの彼女の反応は素直すぎる。
たまらず、その夜は玲菜を何度も抱いた。