兄妹 ~禁断の恋が動き出す運命の一夜~
「寒い?」
少しでも私が何かを感じるとすぐに蓮人が気づいてくれる。
「少し。」
私の返事に母がすぐにカーディガンを用意して、私の肩にかけてくれる。

「体は熱いんだけどね。」
ベッドの机に会った体温計で母が私の体温を測ると40度と表示されていた。
父が慌ててナースコールを押す。

せっかくの誕生日。
家族団らんの日。

そんな日を台無しにしてしまう自分の体が憎い。

「・・・っ・・・」
「優莉?」
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