三角くんのヤバい癖
「私、英語のテストが全くダメで……
今回のテスト
赤点取っちゃったの……」
長月は、目をぎゅっとつぶると
勇気をかき集めた様に
答案用紙を俺に差し出してきた。
「このままだと
行きたい大学は絶望的だって
先生に言われて……」
「何……これ……」
答案用紙を受け取った俺。
分かりやすく固まっちゃったのは
俺の瞳に
驚きの数字が飛び込んできたから。
「これって……」
「酷すぎだよね、私の点数……」
いや……
100点満点のテストだよな?って
疑いたくなるほど
酷い英語の点数だっつうのは
置いといて……
これは……
「わざと…じゃ…ないよな?」
「えっ?」
「だからこの点数
長月は狙ってとったわけじゃ
ないよなってこと」
「ねっ…狙う? 私が?」