私の彼は年上彼氏
「そっか。県外行くの?」
香琳から進路の話なんて珍しい。
「そうだな。一応その予定。とりあえず勉強してこっちにまた戻って来ようかなって。」
急に香琳の顔が暗くなる。
「じゃー卒業したら遠距離じゃん。」
「遠距離って言っても4年だろ。俺だって寂しいけど俺らなら大丈夫だろ。」
「4年だろって、、、4年もだよ。」
「そんなこと俺だってわかるけど、4年間頑張ればまた香琳の所に戻ってくるしそしたら離れないから。」
香琳の目が涙目になるのがわかる。
「先輩って自分勝手だよね。今まで進路の相談も対してしてくれなくて、それで4年待ってろって。なんにも私の事分かってないじゃん。もういいよ。」
香琳がこんなに泣くのは初めてかもしれない。
「わりぃ。泣くなって。ちょっと落ち着こ」
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