星と月のセレナーデ
何度もコケてドロドロになった私の服
空はもう暗くなっていて
スマホのライトを辿りに前に進む
微かに聞こえる水の音
『 川が流れてる... 』
さっき電話の先で聞こえてた音が
滝なんだとすれば
『 ここを真っ直ぐだ... 』
川の流れとは逆の方へ歩いていく
森からは少し間隔があいて
微かに道っぽくなっている
スマホの充電も残り5%と消費するスピードは早く
こんなところで真っ暗になられても困るからと
歩いていたスピードを速める
『 友香〜!葵〜! 』
「 せ...な!! 」
微かに聞こえた友香の声