星と月のセレナーデ
近くに居る
それだけで疲れ切って重くなっていた足は
嘘かのように軽くなる
『 友香〜!!どこ〜! 』
「 星南〜!! 」
川を挟んで向こうの小屋から
光が揺れるのが見えた
「 星南〜〜! 」
『 今行くから待ってて〜! 』
もうドロドロになってるから
どうなってもいいや!と川に足を突っ込む
『 冷たい 』
夜になった川は水温はグッと下がる
幸いにも水位は浅く膝下まで
流れも緩やかで 川幅も広くない
足を取られることなく
直ぐに友香の元へとたどりついた