星と月のセレナーデ
志帆が説明をしてくれる声と
周りのガヤガヤした音に皆が心配してるってことが
よく分かって少し胸が痛い
「 もしもし?お電話変わりました 女将の都です 」
『 大変ご迷惑をお掛けして申し訳ないです
星南と言います 都さんは
立ち入り禁止の札より先の道は詳しいでしょうか 』
土地勘がない人がむやみやたらに入ってきても
帰れない。
ましてや意識のない葵を連れて帰るとなると
確実に土地勘と人手がいる
「 えぇ、ここ最近 土砂崩れがあり
道が壊れてしまったので封鎖しておりましたが
離れと小屋がそちらにはあります 」
『 小屋って!滝の付近ですか! 』
「 そうです 」
『 私達今そこにいます! 』
驚いた声が電話越しでも聞こえてくる