星と月のセレナーデ
火止めるの忘れてきちゃった なんて
おどけた声で言えば
ハハハと小さく笑う友香
気を逸らすことに成功はしたけど
この張りつめた空気にいつまで友香が耐えれるか
長くは持たないだろう。
「 星南は怖くないの? 」
『 怖くないよ 』
「 星南は強いね... 」
ギュッと自分の膝を抱く友香は
ポツリと大きな涙を流した
ドンドンドンドン
小屋の扉が叩かれた。
戻ってきたのか
もう隠れるのは無理か。
「 星南... 」
『 友香はこの奥に隠れて
大丈夫だから お願い言うこと聞いて 』