咲き誇れ、麗しい華。
第1章
少女漫画のような王子様
残暑が厳しい9月。今日も我が1年3組の教室は騒がしい。
「牛乳飲みたい人ーっ」
空になった食器をかごに戻していると、教卓の横で男子生徒が余った牛乳パックを掲げた。
「はーい」
「あっ、俺も飲みたい」
「はいはいはーい! 私もー!」
教室のあちこちから上がる声。負けじと大きな声で返事をし、食器を片づけて前へ。
「うっわ、またチビ咲だ」
「お前、ちっこいくせにどんだけ飲み意地張ってんだよ」
「うるさいなぁ! お互い様でしょ!?」
もう、またチビ扱いして。そっちだって毎回参加してるじゃん。
ブツブツと文句を垂れる彼らを睨みつける。
「こないだと同じメンバーか。今日こそは勝ってやる」
「俺だって。ぜってー負けねーからな。特にチビ咲には絶対!」
「ふっふっふ、どこからでもかかってきな!」
「生意気なやつめ。これ以上お前にカルシウムは渡さねぇ!」
「牛乳飲みたい人ーっ」
空になった食器をかごに戻していると、教卓の横で男子生徒が余った牛乳パックを掲げた。
「はーい」
「あっ、俺も飲みたい」
「はいはいはーい! 私もー!」
教室のあちこちから上がる声。負けじと大きな声で返事をし、食器を片づけて前へ。
「うっわ、またチビ咲だ」
「お前、ちっこいくせにどんだけ飲み意地張ってんだよ」
「うるさいなぁ! お互い様でしょ!?」
もう、またチビ扱いして。そっちだって毎回参加してるじゃん。
ブツブツと文句を垂れる彼らを睨みつける。
「こないだと同じメンバーか。今日こそは勝ってやる」
「俺だって。ぜってー負けねーからな。特にチビ咲には絶対!」
「ふっふっふ、どこからでもかかってきな!」
「生意気なやつめ。これ以上お前にカルシウムは渡さねぇ!」