咲き誇れ、麗しい華。
およそ3ヶ月ぶりの教室登校。

ドアを開けるまで心臓が暴れてて、上手く挨拶できるか不安だった。

けど、以前と変わらず、みんな『おはよう!』と笑顔で返してくれた。


それだけじゃない。私の呼び方が、あだ名から名字に変わっていたのだ。


はじめは、会わない間に背が伸びたからかな? と思ってたんだけど……もしかしたら、大隈くんが呼びかけたのかなって。注意された後、反省してすぐ名字呼びに変えてたし。


名前に関しては何も聞かされてはないけど、彼なりに心地良く過ごせるように気遣ってくれたのかも。



「あと、席替えもして、人生初の窓際の席になったんですよ」

「おおー! それはおめでとう! 今の季節だとぽかぽかして温かいよね」

「はいっ。日当たり抜群です。先輩のクラスは席替えしました?」

「したよ。凛華と同じ班になった。けど、真ん中の列の1番前なんだよね」



安心半分、気まずさ半分という侑希先輩。

教卓の真ん前だもんね。真面目な侑希先輩でも、あまり気分は乗らないみたい。



「麗華ちゃん」
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