咲き誇れ、麗しい華。
翌週の月曜日。



「おはよう!」

「おはよう麗華ちゃん! もう平気なの?」

「うん! 先週はお騒がせしちゃってごめんね」

「ううん。元気になったなら良かったよ!」



教室に入るやいなや、女子たちに囲まれた。

やっぱり、スマホで連絡し合うよりも、直接会って顔を合わせるほうがホッとするな。



「おっ! チビ咲! 久しぶり!」

「もう治ったのか?」

「うん。ところで、昨日は誰が牛乳飲んだの?」

「はーい。俺の一人勝ちで飲みましたー」



教室に入ってきた男子たち。

私の分の牛乳は、以前の大会で2位だった陸上部くんがゲットしたそう。リベンジを果たせて嬉しそうだ。


今後は、今回の苦しみを教訓に、しばらく大会に出るのは控えるつもり。他にも飲みたい人がいるだろうからね。



──ガラガラガラッ。



「あっ、真子! おはよう!」

「……おはよう」
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