私の嘘と彼女の真実
今まで自分は、なにをしていたんだろう。
和史がそういう人間だと知っていたのに、あんなに熱を上げていた自分がおかしい。
友子の本当の姿を知らず、親友だと思っていた自分が莫迦らしい。
「あーっ!
私の、バッカヤロー!」
海に向かって、身体を折り曲げて思いっきり叫ぶ。
季実枝の大声で、近くにいた鳥が一斉に飛び立った。
なんだかおかしくなって、笑い転げながら砂浜に寝転ぶ。
そうだ、思い切ってバッサリ髪を切ろう。
会社を辞めて引っ越すのもいい。
それで友子とも和史とも縁を切って、全部やり直そう。
「もう、鬱陶しいな」
さっきからバッグの中で、携帯が鳴り続けている。
まだ着拒にしてなかったので、和史からだ。
携帯を掴んで勢いよく立ちがり、季実枝は思いっきりそれを海へと投げ捨てた。
【終】
和史がそういう人間だと知っていたのに、あんなに熱を上げていた自分がおかしい。
友子の本当の姿を知らず、親友だと思っていた自分が莫迦らしい。
「あーっ!
私の、バッカヤロー!」
海に向かって、身体を折り曲げて思いっきり叫ぶ。
季実枝の大声で、近くにいた鳥が一斉に飛び立った。
なんだかおかしくなって、笑い転げながら砂浜に寝転ぶ。
そうだ、思い切ってバッサリ髪を切ろう。
会社を辞めて引っ越すのもいい。
それで友子とも和史とも縁を切って、全部やり直そう。
「もう、鬱陶しいな」
さっきからバッグの中で、携帯が鳴り続けている。
まだ着拒にしてなかったので、和史からだ。
携帯を掴んで勢いよく立ちがり、季実枝は思いっきりそれを海へと投げ捨てた。
【終】


