いちごみたいに甘酸っぱい君のアイ 〜序章〜
「あはっ。その通り過ぎて笑える。じゃあお喋りはこれくらいにしよっか?今日は潰しに来たんだから♥」
夏也「こっちだって…なっ!!!」
右足の回し蹴り…これくらいなら掴めるかな。
夏也「甘いぞっっ!!」
「えっ、ちっ…めんどくさいな…。」
左足を軸にしてたはずなのにそのまま飛び上がって打点が上がって見事に私の首に当たりかける。
ガシッッ
「こんくらい掴めるし。そっちこそ甘く見ないでよ。ふんっっっ!!!!」
夏也「お、っと……!!」
掴んだ右足をそのままぶん回して投げる。
思っていたよりも筋肉で重くて、あんま飛ばなかった。
隣の家の屋根に着地された。まあ対策くらいはしてるよね。私の得意技だもん。
「じゃあこれはどう??」
バキィィッッッッ!!!!!
ドゴッッ!!
相手の足場を崩すために蹴りで足場を割って不安定になった瞬間横腹を殴る。